2009.12.09
'86 BMW 635CSi (BMW E24モデル) 不動から復活!
'86 BMW 635CSi (BMW E24モデル) 不動からの復活!
I 様の '86 BMW 635CSi (BMW E24モデル) 、、、お預かりしたのが10月の終わりごろでした。
ちょうどロサンゼルスから帰ってきた直後、1日遅れで帰ってきましたので、遅めに開店した時でした。
まだ時差ボケで頭の回転が悪い時に、JAFで運ばれてきました。
それから今まで、色々なところをチェックしてもエンジン始動しませんでした。。。
走行中に突然ダウンしたという事を色々と考えながら、燃料系統、点火系統と順を追って整備していくつもりでした。
でも最初に行ったのはCPUチェック、車両よりCPUを取り外して、確実にエンジン始動する BMW 635CSi (BMW E24モデル) に着け替えてチェックしてみました。
この時、問題なくエンジン始動しました。
燃料系統は状態は良くなくダウン気味でしたので、ポンプ・リレー等の交換。 インジェクションまで交換しました。
点火系統はディストリビューターを交換したところで、何となく始動はしなくてもエンジンが掛かりそうな感じになってきたような気がしました。
でもダメ!
パルスセンサーも異常なし。。。 打つ手がなくなってきたところで、、、夢の中でダッシュボードを叩く自分の姿が、、、
これは何を意味するのか後に解りました。
ダッシュボードを叩く行為、CPU接触不良を疑っていたのです。
しかし、CPUは最初にチェック済み!
という訳で、もう一度CPUをチェックする事にしました。 今度は分解してみました。
CPU基盤です。
一番下側の横一列のハンダ付してあるところがサビているのが確認できました。
接点復活剤など使用してみましたが、、、これがエンジン不動の原因か?
いや最初にこのCPUは動作確認してあります。 ???
違うCPUを試しに使ってみることにしました。
すると、、、エンジン始動、、、しました。
とりあえず走行テストを繰り返しながら様子を見る事にしました。
でも、なぜ??? 結局、悪かったところが一つではなく複数あったという事です。
その後、I様には無事に納車!
まあ、BMW635CSi (BMW E24モデル)ではよくある事ですが、1ヶ月半掛かってしまいました。
'86 BMW 635CSi (BMW E24モデル) 不動からの復活! でした。