2010.08.18
'86 BMWアルピナ B10-3.5 (E28) オリジナル・クーラー(エアコン)フィルター取付
'86 BMWアルピナ(ALPINA) B10-3.5 (E28)、
前回まで、エバポレーター&エキスパンションバルブ点検までアップしました。
今回は、オリジナル・クーラー(エアコン) フィルターの取付です。
「詰まり」に関してですが、エキスパンションバルブを新品に交換しただけでは、おそらく一時的な延命処置になると思われます。
一度詰まったと言うことは、システム内にはサビ類が多く残留している可能性が高いはずですので、再び詰まる可能性は非常に高いと言えます。
そこで、、、このBMWアルピナ(ALPINA) B10-3.5 (E28) にオリジナル・クーラー(エアコン) フィルターキットを取付します。
オリジナル・クーラー(エアコン) フィルターキットの詳細は こちら をご覧下さい。
しかし、取り付けする前に、取付場所の確認をしていますが、BMW E28アルピナ(ALPINA)はエンジンルーム内に取付スペースが確保できません。
そこで、取付場所はここにしました。
以前、BMW E12 アルピナ(ALPINA) B7ターボ 、BMW E24、E30等で行った時はエンジンルーム内に取付しましたが、このE28 BMWアルピナ(ALPINA) B10-3.5はこの場所に取付します。
ダッシュボード下、グローブボックスの奥です。
作業効率や後の交換効率はエンジンルーム内の方が良いのですが、このアルピナB10-3.5はいろいろな物が取り付けられていますのでスペースの確保が困難と判断しました。
しかし、この場所もスペースがそんなにはありません。 このままではグローブボックスに干渉します。
グローブボックスと内張りカバーの一部を加工しても、まだ干渉しそうですのでもうひと工夫が必要です。
しかし、このクーラー(エアコン) フィルターキットを付けておかないと、短期間でエキスパンションバルブが詰まる事が想像できます。
コンデンサー→リキッドタンク配管内部のサビの量は結構ありました。。。
グローブボックスと内張りカバーの一部を加工してもまだ干渉していましたので、本来でしたら低圧ホースの下側の位置だったところを、高圧ホースを上側に配管し直して、フィルター本体を上側にもってきました。
これでグローブボックス・内張りとの干渉は解消しました。 あとは高圧側・低圧側ホースに水滴防止のネンドでしっかりと囲い、外した部分を組み上げます。
つづく
'86 BMWアルピナ(ALPINA) B10-3.5 (E28) オリジナル・クーラー(エアコン)フィルター取付