2010.11.01
'86 BMW 635CSi (E24) メーター修理
I様の'86 BMW 635CSi (E24)、
タコメーター修理、途中で動かなくなってしまう症状です。
ついでにメーターカバー清掃も・・・
まずは、メーターASSYを外して、更にメーターを分解したところです。
メーター内にサビというか、カビというか細かい点々模様になっています。
25年も経っていますので、経年劣化も仕方がありません。
これは地道な作業で、結構な時間を掛けてメーターをきれいにします。
ある程度きれいになったら水洗いします。
更に洗剤を使ってきれいにして、最後は水洗いした状態です。
きれいになっていると思いますが・・・
メーターカバーが乾くまでの間、今度はメーター基盤の点検をします。
スピードメーター側とタコメーター側を外します。
点検したところ、基盤には異常は見られませんでした。
タコメーターの調子が悪いのは本体側に問題があるようです。
異常どころかこの基盤、実にきれいでした。 途中で交換されているかもしれませんね。
これが取り外したタコメーターです。 → → →
見た感じでは悪くないようにみえますが、おそらく中で悪い部分があるのでしょう!
ストックパーツにて交換します。
BMW E24 635用のタコメーターはこれしかありませんでした。
燃費計の表示が異なるのが解りますね!
元々ディーラー車ですので上のタイプが標準ですが、このタイプは並行車用の燃費計です。
問題なく取り付けできます。
今度はスピードメーターの取り付けですが、取付前に点検箇所が・・・
スピードメーターには走行距離計も付いています。
念の為、ギヤ欠けがないかチェックしましす。
基盤に取付完了です。
一応、精密機械です。
基盤を触っているときには電話は鳴ってもらいたくないものですが、こういう時に限って・・・
あとは乾いたメーターカバーとスイッチを取付けます。
警告灯セル、ATポジションセル、表示セルを間違えないように取付します。
ヘッドライトスイッチとフォグランプスイッチを取り付けたらメーター組立完了です。
メーターASSYを '86 BMW635CSi (e24) に取り付けてメーターの動作確認。
OKですね。
'86 BMW 635CSi (E24) メーター修理 でした。