2013.04.06
アルピナB7ターボ/0 ピアブルグDLインジェクション
現在のアルピナB3 B5 B6 B7 はすべて Bi TURBO が当然のようになっています。
アルピナB5 Bi TURBO、、、 言わずと知れた5シリーズベースのALPINAツインターボ車両です。
この一世代前のアルピナ5シリーズベース車両はというと、やはりBMW E34 TYPEの アルピナB10 Bi TURBO になります。
アルピナターボ車両の系譜をさらに辿っていくと、アルピナB7 TURBO/3 、アルピナB7 TURBO/1 があり、
そして、アルピナB7ターボ/0 があります。
ターボ/0 と呼ぶのは一部の方のみで聞き慣れない方が多いと思いますが、
現代のALPINAの原点とも言うべき車両、それがこの アルピナB7ターボ/0 です。
アルピナB7ターボ/0 の特徴のひとつでもあるのが ピアブルグDLインジェクション です。
当時のALPINAでは、 B7ターボ/0 でのみ採用されていて、このモデルの特徴で魅力ある部分でもありますが、一度調子を崩すとやっかいな部分にもなります。
この アルピナB7ターボ/0 、送られる燃料が多過ぎてカブってしまいます。
測定器を取り付けて燃圧を測定します。
普通は燃料が回らなくエンジンが掛からないということはよくありますが・・・
燃料が多く回り過ぎるのも困ったものです。
ピアブルグDLインジェクション が好調の場合、
アルピナB7ターボ/0 の3.0Lターボエンジンは
その真価を発揮、パワーを炸裂させ気持ちの良い走りをします。
それはある意味、後の3.5Lターボエンジンよりも乗っていて楽しいのかもしれません。
アルピナB7ターボ/0 ピアブルグDLインジェクション でした。