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2010.05.19
BMW 320i Mテクニック (E30) 4
BMW 320i Mテクニック (E30) 4
BMW E30 コントロールアームとスタビライザーリンクを交換しました。
コントロールアームのブッシュはBMW E36 M3C用を使います。
簡単に言えば強化ブッシュを使ったという感じになるのでしょう。
しかし、E30の場合は毎回同じ事を思うのですが、コントロールアームが重いです。
ここはアルミ製のものを使いたいのですが、値段が高いですね。
ヘッドカバーを取り付ける時に簡単にクリーニングしました。
きれいになりました。
これで気分良く車検が受けられます。
ところで、右リヤハブベアリング付近のグリス漏れ、、、クリーニングをしてしばらく走行してから再点検したのですが異常なし、、、グリスが漏れ出す事はありませんでした。
ドライブシャフトが新品に替えられていた形跡がありましたので、その時にグリスアップの場所を間違えたとしか考えられませんね。
スタート時に出ていた「ゴー音」は、、、エンジンマウントとATマウントを交換して解消しました。
その後、無事に車検も受かり、良い状態になってオーナーの元に帰っていきました。
BMW 320i Mテクニック (E30) 4 でした。
2010.05.18
BMW 320i Mテクニック (E30) 3 ステンレスメッシュ ブレーキホース交換
今回、A様のご要望で純正ブレーキホースではなく、このステンレスメッシュ ブレーキホースへ交換します。
純正ブレーキホースと比べ、油圧にロスがなくなり制動力アップ、
そして耐久性に優れています。
BMW E30の場合、フロント側は良いのですがリヤ側が・・・
キャリパー側のブレーキホース(左の画像)は問題はありません。
しかし、画像右側のホース交換が、、、11mmのロングスパナが無いと、、、
11mmの普通のスパナはありますが、ロングは持っていないので作業時間が大幅に増えてしまう事になります。
タイミングベルト交換といい、作業時間が長くなるときついですね。
そういえば余談になりますが、タイミングベルトの注文をディーラーでしたのですが、ディーラーにベルトが到着した時にメカニックさんが珍しそうにされていたと聞きました。
今や若いメカニックさんにとってはBMW E24 E28 E30は化石みたいな存在なのでしょうね。
時代の流れを感じます。。。
2010.05.17
BMW 320i Mテクニック (E30) 2
BMW 320i Mテクニック (E30) 2
前回、スタート時に発生していた「ゴー音」。
右リヤ、ドライブシャフトの外側、ハブベアリングあたりからグリスが漏れていました。
ほぼここが原因と特定してから、その他も点検していたところ、、、
エンジンマウントとATマウントが劣化している事に気付きました。
エンジン、ATを揺すってみたところ、何か異音がする。。。
もしかしたらこれが「ゴー音」の原因かも、、、
マウントを交換します。
エンジンマウント、ATマウントを外して新旧比較してみました。
かなり劣化していますね。
交換して「ゴー音」が無くなればここが原因と言う事ですね。
次に、エンジン付近のオイル漏れです。
点検したところ、オイルパンやエンジンブロックからは漏れていない様子、
どうやらヘッドカバーあたりからもれているようです。
ヘッドカバーガスケット交換です。
このパーツもいっしょに交換しておかないとね。
エンジンオイル付近からのオイル漏れ、、、
とりあえず、ヘッドカバーガスケットを交換して様子を見ることにします。
取り外したガスケット類です。
右側の2つが劣化してます。
さて、作業は夜間に入りました。
通常でしたら作業は終るのですが、中途半端に終る訳にはいかない箇所の整備です。
しかも時間が掛かるところ、、、
タイミングベルトの交換です。
同時にテンショナー(プーリー)、スプリングも交換です。
カムシャフトからはオイル漏れはしていないのですが、カムシャフトシール、Oリングも交換します。
どうしてか、、、後からこの部分だけを変える場合でもタイミングベルト交換の工賃が発生してしまうからです。
無駄な工賃発生は抑えて、浮いた工賃分を新品部品の購入に回せば、所有者にとってもクルマにとってもプラスになると考えています。
予想はある程度していたのですが、作業終了後、道具を片付けて帰路に着いた時には日付が変わっていました。。。
つづく
BMW 320i Mテクニック (E30) 2 でした。
2010.05.16
BMW 320i Mテクニック (E30) 1
BMW 320i Mテクニック (E30) 1
愛知県A様のBMW E30です。 たまにはE30もアップしようかと思います。
今回は車検整備ですが、色々と作業するところはあります。
・タイミングベルト交換
・ブレーキホース交換
・足回りブッシュ関係交換
・ATF交換
・プラグ交換など。
そして、エンジン付近にオイル漏れがあります。
さらに、クルマを少し運転してみたところ、スタート時に「ゴー音」がします。
とても気になる音です。
早速、下回りを確認したところ、、、
右リヤ、ドライブシャフトの外側?、ハブ? でしょうかね!
グリスが漏れている様子、これでは車検は通りませんね。
これがスタート時の「ゴー音」の原因でしょうか。
しかし、ドライブシャフトはどうやら交換してあるようです。。。
???
ハブベアリングかな?
つづく
BMW 320i Mテクニック (E30) 1 でした。
2010.05.13
今度は BMW M5 (E28) に! アルピナ・シャーシキット装着 地上に立つ!
地上に降ろしたBMW M5 (E28)です。
まだフロント車高が落ち着いていないのですが、それでもフロントローに見えるところが 、さすが ”アルピナ”
← ← これはアルピナ・シャーシキット装着前の車高です。
フロント・リヤ共に見た目は決まって見えますが、タイヤサイズが通常よりも小径になっているので車高はかなり低い状態でした。
タイヤが小さくフェンダーとの間がこれくらいだと、市街地走行するにもフロントスポイラーに当たったり、マフラーが当たったり、オイルパンに当たったりと、かなり神経を使うクルマだったと思います。
← ← アルピナ・シャーシキット装着後です。
フロントの車高がまだ落ち着いていないため、少々フェンダーとの間が空いているように見えますが、これはタイヤ交換である程度解決します。
もちろん、タイヤも新品に交換予定です。
そして、徐々に車高も落ち着いてきます。
アルピナ・シャーシキットは見た目だけを重視した設計ではありませんので問題はありません。
その後、アライメント調整を行い、このBMW E28 M5を数十キロ走行させました。
乗った感想はGOODです。 このGOODな感覚は中々他では味わえません。 やはり新品アルピナ・シャーシキットは良いです。
アルピナ社が専用設計しただけあります。 更に走り込んでいくと益々良くなるでしょう。
そして、他に新品に交換した部品です。
左 今回は純正ブレーキホースを使用しました。
右 ステンレスメッシュ・ブレーキホースです。
ステンレスメッシュ・ブレーキホースについてはまだアップしていませんが、取扱しているパーツですので徐々にアップします。
フロントスタビライザーブッシュ 左右 4.662円
コントロールアーム アルミ製 左右 30.000円~
(ディーラー参考価格81.060円)
スラストアーム 強化ブッシュ入り 左右 22.000円~
(ディーラー参考価格58.590円)
サポートベアリング 左右 16.000円~
(ディーラー参考価格20.454円)
リヤ ステアリングアーム 左右 11.000円~
(ディーラー参考価格37.380円)
リヤスタビライザーリンク 左右 5.040円
ディーラー参考価格と比べるとお得なのが解りますか?
アルピナ・シャーシキットの特徴、その奥深さは、乗り心地を含めたトータルバランスが優れているところにあります。
しかも、このシャーシキットはアルピナ社が BMW M6/M5 (E24/E28) 専用に設計・製作したものです。
BMW M6/M5 (E24/E28) 専用シャーシキットとして完成されているので、バランスの良さでは他の様々なショック&サスペンションの組み合わせをもってしても超える事はできないでしょう。
(純正品のショック&サス以外では、社外品でBMW M6/M5専用ショック&サスは現在発売されていませんので流用以外の方法がないからです。)
愛知県K様の感想が楽しみです。。。
しかし、BMW E28 M5なのですが、やはりアルピナに見えてしまいますね!
アルピナ・シャーシキット装着前ならB9かB10のようでしたが、このスタイリングならアルピナB7ターボ/1でしょうかね。
やはりアルピナB7ターボ/1に見えるのはわたしだけでしょうか。 正真正銘のBMW M5 (E28)なのですが!
でも、この後にNEWタイヤ+ホイール交換、
そしてアルピナスポイラーを取り外して、Mテク純正のフルエアロをまとったNEW BMW M5 (E28)へと生まれ変わります。
2010.05.12
今度は BMW M5 (E28) に! アルピナ・シャーシキット装着 3
上 新品のアルピナ・シャーシキットを組み付けしたところです。
左 リヤ側を車両から取り外して、新旧の比較をしてみました。
外した方のバネサスが短いようです。
アルピナ・シャーシキットをリヤ側に取付る前に、
← ← リヤステアリングアームの劣化が気になりました。
この状態だと即交換した方が良いでしょうね。
右 交換後です。
そして、
アルピナ・シャーシキットのリヤ側を取り付けしました。
でもまだ他にも作業があります。
リヤ・スタビライザーリンクです。
かなり劣化していますので、これも即交換します。
他にも、、、
ブレーキホースはフロント側だけでなく、リヤ側も危険レベルレッドです。
危険です。 全ホース交換ですね。
今回はステンレスメッシュ・ブレーキホースではなく、純正ブレーキホースを使用します。
BMW E28はリヤ側のホース交換作業がスムーズに行えますが、
BMW E30ではこうは簡単にはいきません。 E30は次回アップします。
そして、、、フロント側スタビライザー・ブッシュです。
これはBMW E28 M5専用のため取り寄せておきました。
新旧で大きさ・形状が劣化の為に変化しているのが解ります。
ブレーキホース同様、かなり末期状態です。
そしてこれ、、、
ミッションオイルです。 色・臭いからしてギヤオイルが入っていました。
ゲトラグ5速でしたらATFですので、これも交換です。
次回は、M5地上に立つ です。
2010.05.09
今度は BMW M5 (E28) に! アルピナ・シャーシキット装着 2
しかし、ワッシャーとか小物の部品といえども無いと困りますね。
それだけ無くても作業に入れません。
ようやく部品も揃って作業開始です。
ジャッキアップしてフロント側から行います。
何気なく交換前の状態を見たところ、、、
ブレーキホースがかなりアウトです。
膨らんでいますので危険レベルレッドですね。
新品交換します。
取り外したストラットケース左右です。
この後、サポートベアリングを外してショックアブソーバー&バネサスを交換します。
BMW M5/M6 (E24/E28)用 アルピナ・シャーシキットです。 品番はぼかしました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
アルピナ社が BMW M6/M5 (E24/E28) 専用に設計・製作したものですので、バランスの良さは立証済み。
他の様々なショック&サスペンションの組み合わせをもってしても超える事はできないでしょう。
新品は良いです。 眺めているだけでも良いです。
フロントストラットケースを外した時に気になったのが、コントロールアームとスラストアームのブッシュ&ボールジョイントブーツです。
他に、スタビライザー・ブッシュも劣化が進んでいましたが、この部品はBMW E28 M5専用品になります。
残念ながらストックがありませんので部品入庫までこの作業はお預けです。
コントロールアームはスチール製ではなくアルミ製を取付します。
そして、、、
新品アルピナ・シャーシキットをストラットケースにセットして、、、
M5に取付しました。
つづく
2010.05.03
今度は BMW M5 (E28) に! アルピナ・シャーシキット装着 1
今回は、もともと2台分のアルピナ・シャーシキット(BMW M6/M5用)が到着していました。
先に'88 BMW M6 (E24) に装着しましたが、アイスランドの火山噴火の影響がまだあるのか、部品の一部が未だドイツ本国から届いていません。
仕方なく、また、何となくそのような事態になるような気はしていましたので、保険を掛けるつもりで
火山の影響があまりなさそうなアメリカから緊急輸入しておきました。↑この部品です。
大正解でした!
愛知県K様の'87 BMW M5 (E28) に取付します。
正真正銘、BMW M5 (E28) なのですが、フロント&リヤスポイラーがアルピナ製なので、一見、アルピナB9やB10にも見えますね。
アルピナB7ターボ/1や、/3ではこれ程の前傾姿勢はありえません。
そして、リヤバンパースポイラーはツェンダー製です。
やはりM5はM5らしく、外見も大事と言う事で、アルピナ・シャーシキット装着後にMテク純正エアロに変更予定です。
つづく
2010.04.30
アルピナ・シャーシキット取付 '88 BMW M6 (E24) Vol.3
BMW M6 (E24)専用アルピナ・シャーシキット、、、
前回まで、、、愛知県K様の'88 BMW M6 (E24) 後期型に取付完了までアップしました。
アルピナ・シャーシキットを取り付けて、地上に降ろしたBMW M6 (E24) です。
決まっていると思いますが、いかがでしょうか。
参考までに、これは交換前の画像です。
リヤは結構下がっていますね。
アルピナ・シャーシキット装着後です。
フロント側はまだ上がり気味ですが、アッパーマウントを新品に交換しましたので、これから走り込んでいくと徐々に車高が落ち着いてきます。
アライメント調整を行い、このBMW E24 M6を数十キロ走行させました。
乗り心地はGOOD、 交換前とは比較にならないくらいGOODです。 やはり新品アルピナ・シャーシキットは良いです。
アルピナ社が専用設計しただけあります。
更に走り込んでいくと益々良くなるでしょう。
既にK様より ”絶品の足回り” とお言葉をいただいています。
子どもを乗せても安心できる絶品の乗り心地。
硬すぎず、柔らかすぎず、まさに絶品・絶妙という言葉がふさわしい、アルピナ・シャーシキット!
BMW M6/M5 (E24/E28)用 アルピナシャーシキット 239.500円
アルピナ・シャーシキットの特徴、その奥深さは、乗り心地を含めたトータルバランスが優れているところにあります。
しかも、このシャーシキットはアルピナ社が BMW M6/M5 (E24/E28) 専用に設計・製作したものです。
BMW M6/M5 (E24/E28) 専用シャーシキットとして完成されているので、バランスの良さでは他の様々なショック&サスペンションの組み合わせをもってしても超える事はできないでしょう。
(純正品のショック&サス以外では、社外品でBMW M6/M5専用ショック&サスは現在発売されていませんので流用以外の方法がないからです。)
BMW M6/M5 (E24/E28)には、アルピナB7ターボ/B9/B10用も合いませんので注意が必要です。
間違ってもBMW M6/M5に、BMW635CSi (E24)用や、BMW M535i (E28)用、その他のE24/E28用のショック&サスを組み込むことは避けたいものです。
(最初はよくても徐々にタイヤが干渉したり、必要以上に車高が下がりすぎてオイルパンを損傷したり、乗り心地が悪くなったり、最悪の場合サスが折れることもあります。 走行中にサスが折れると重大事故にもなりかねません。)
アルピナ・シャーシキット取付 '88 BMW M6 (E24) Vol.3 でした。
2010.04.29
アルピナ・シャーシキット取付 '88 BMW M6 (E24) Vol.2
BMW M6 (E24)専用アルピナ・シャーシキット、、、
前回まで、、、愛知県K様の'88 BMW M6 (E24) 後期型に取付、フロント側までアップしました。
今回は、リヤ側です。
リヤ側が下がって見えていたのはレベライザーが原因ではなく、
これでした。
ビルシュタインとH&Rコイルサス。
早速、交換しようとしてホイールを外そうとしたところ、
ここでまた頭を抱える問題に・・・
ハブボルトにロックが掛かっています。
しかも、ロック解除ナットがありません。。。 車中どこを探してもありません。
仕方がありませんので、ホイールを付けたままの状態で交換作業を行うしかありません。
BMW M6 (E24)専用アルピナシャーシキット リヤ側を組み、
取り外したビルシュタインとH&Rコイルサスと並べてみました。
どちらとか説明しなくても解りますね!
そして、アルピナ・シャーシキットをM6 (E24) へ取付します。
新品は良いですね!
見ているだけでも良いし、作業中の手が汚れません。
乗ったら更に良いと思います。
今回、アルピナ・シャーシキットへ交換する際に、ついでに交換した部品です。
同時に交換しておくと、工賃が通常よりも安くなりますので後で交換するよりもお得です。。。
浮かせた工賃分を他のパーツ代などに回せば、このBMW M6に限らず、車はどんどん状態が
良くなっていきます。
コントロールアーム アルミ製 左右 30.000円~
(ディーラー参考価格81.060円)
スラストアーム 強化ブッシュ入り 左右 22.000円~
(ディーラー参考価格58.590円)
サポートベアリング 左右 16.000円~
(ディーラー参考価格20.454円)
リヤ ステアリングアーム 左右 11.000円~
(ディーラー参考価格37.380円)
ディーラー参考価格と比べるとお得なのが解りますか?
次回は、アルピナ・シャーシキットを取り付けて、地上に降ろしたBMW M6をアップします。
BMW M6/M5 (E24/E28)用アルピナ・シャーシキット、、、解ってはいますが、どうなるか楽しみです。 つづく
アルピナ・シャーシキット取付 '88 BMW M6 (E24) Vol.2 でした。
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