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2010.04.28
アルピナ・シャーシキット取付 '88 BMW M6 (E24) Vol.1
前回の記事で紹介したBMW M6 (E24)専用アルピナ・シャーシキット、、、
まずは、愛知県K様の'88 BMW M6 (E24) 後期型に取付します。
まだ交換前のM6の状態です。
フロントは車高調、リヤはローダウンサスが入っています。
どちらかというとリヤ下りに見えますね。
これがどのように変わるか、楽しみです。
参考までに、交換前のこのM6の乗り心地はかなり硬めです。
車高調を取り外すので、新しくストラットケースが必要になります。
今回、ストラットは中古で用意したものを使用します。
まだショック&コイルサスがセットされたままですが、先にきれいに掃除します。
さすが中古、かなり汚れていましたが、きれいになりました。
ブレンボ・ブレーキキャリパーが装着されています。
したがってホイールに干渉しないようにスペーサーがはいっていました。
ところが、これが錆び付いていて中々外れません。
ここでまず予想外の時間が掛かってしまいました。
ようやく外れたフロント車高調です。
車高調が外れたところで、ブッシュ関係を点検したところ、
コントロールアーム&スラストアームのボールジョイント&ブッシュに亀裂・破れがありました。
その他は問題なし。 ストラットを組む前に先に交換します。 画像は交換後です。
今回、コントロールアームはアルミ製を使用、スラストアームは強化ブッシュ入りを使用しました。
BMW E24/E28用 コントロールアーム アルミ製 左右 30,000円
BMW E24/E28用 スラストアーム 強化ブッシュ入り 左右 22,000円
そして、いよいよストラットケースにBMW M6 (E24)専用アルピナ・シャーシキットを組んでいきます。
ストラットケース以外の部品はすべて新品を使用します。
火山噴火で到着が遅れていた部品です。
それにしても、やはり新品はいいですね。
フロント側の取付が完了しました。
画像では簡単にブレンボが取り付けられていますが、ここで更に問題発生、、、
ローターカバーが干渉してブレンボ取付できません。
外した車高調を確認してみると、やはりカットしてありました。
同じようにローターカバーをカットしてブレンボ取付しましたが、
予想以上に時間が掛かってしまいました。
(画像でわかりますか? かなり西日なのが・・・!)
つづく
アルピナ・シャーシキット取付 '88 BMW M6 (E24) Vol.1 でした。
2010.04.26
80's BMW ミニミーティング開催のお知らせ!
80's BMW ミニミーティング開催のお知らせ
誠に急なのですが、以前からご要望がありました 「80's BMW ミニミーティング」 を開催します。
日時 : 5月5日(祝) 午前10:00~
場所 : トヨタ博物館
参加に制限はありません。 80年代のBMWにお乗りの方、または好きな方。 70年代90年代BMW、何でもOKです。
(BMW E24 E28 E30 E21 E12 E32 E34 E36 アルピナなどなど)
当日の予定 : 午前10:00 トヨタ博物館に集合
午前11:00 猿投グリーンロードを東へ移動、東海環状線 豊田藤岡IC~豊田松平ICまで走行
午後12:00 昼食 (五平餅など予定)
午後15:00頃 自由解散
注意:トヨタ博物館を11:00に出発します。
参加される方は、ブログコメント欄、メールまたはお電話でお知らせ下さい。
例: ハンドル名 Ra-i-ra
氏名 鈴木
参加車両 '83 アルピナB9-3.5クーペ (ヘンナレッド)
当日、急に参加されてもOKです。 現在地をお知らせいたしますのでお電話下さい。
電話0568-53-0177 メール ts@the-highwaystar.com
ミニミーティングですので参加台数が少なくても開催します。
参加台数が増えても対応できる設定をしています。 初めての方でもお気軽に参加できるようにしています。
2010.04.24
アルピナ・シャーシキット到着!
BMW M6/M5 (E24/E28) 用のアルピナシャーシキット、今回は2台分です。
'88 BMW M6 (E24) と BMW M5 (E28) に取付します。
ところが、、、
アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山噴火の影響がこんなところにも・・・
ショックアブソーバー&サスを組むのに必要なパーツの到着が遅れていて、ようやく今日到着しました。
でも、まだ足りない部品があります。
1台分は確保できましたので、とりあえず '88 BMW M6 (E24) から作業を開始します。
アルピナ・シャーシキットの特徴、その奥深さは、乗り心地を含めたトータルバランスが優れているところにあります。
しかも、このシャーシキットはアルピナ社が BMW M6/M5 (E24/E28) 専用に設計・製作したものです。
BMW M6/M5 (E24/E28) 専用シャーシキットとして完成されているので、バランスの良さでは他の様々なショック&サスペンションの組み合わせをもってしても超える事はできないでしょう。
(純正品のショック&サス以外では、社外品でBMW M6/M5専用ショック&サスは現在発売されていませんので流用以外の方法がないからです。)
交換作業が楽しみです。。。
アルピナ・シャーシキット到着! でした。
2010.03.19
撮影秘話
現在、ストックカー、プレミアムカーの撮影を行っています。
日々の業務をこなしながら行っているのですが、一台撮影するのにかなり時間・日数が掛かるものだと痛感しています。
まず、車両を洗車・そうじなどして、撮影できる状態にして・・・ それから撮影場所まで移動させて・・・
それだけでも大変なのですが、撮影している時間の長さ・・・・・
同じシーンを何回も撮影しては、少し車両を動かしてはまた撮影の繰り返しです。
その間には通り過ぎる車・人・自転車などあります。 (虫・犬・猫なんてことも・・・) パトカーが来たことも・・・!
一度撮影に行くと、最低2・3時間は掛かりますね。
更に場所を変えての撮影も行います。
まだ5台撮影しただけですが、中々100%満足した画像というのは難しいものですね。
現在まで撮影したモデルは、
BMW 3.0CS (E9) シルバー
BMW M6 (E24) 後期型 ブラック
BMW M5 (E28) 紺
BMW525iツーリング (E34) シルバー
BMWアルピナB9-3.5クーペ (E24) ヘンナレッド
皆さんの感想はいかがでしょうか?
どなたか写真の上手な方、撮影スタッフになって下さい。(無償ですよ!) よろしくおねがいします・・・!(笑)
ところで、撮影場所まで移動させて・・・と簡単に書きましたが、それだけでも旧車モデルカーたちは普通は大変なのですが、大丈夫です。
ストックカーも普段から普通に乗れるようにはしています。。。
そういえば、久しぶりのブログ更新ですね。 みんカラブログも更新しておきます。。。
2010.03.01
アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル) 復活への序章 PART 2
アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル) 復活への序章 PART 2
前回まで、アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル)、、、
クラッチの不具合で、クラッチレリーズシリンダー要交換となったところまででした。
今回は、雨水が車内へ浸入している原因を調べました。
どうやらスライディングルーフのガスケット不良のようです。 これならガスケット交換で解決すると思います。
トランク内に雨水が浸入している原因は、、、トランクウェザーストリップ不良、テールレンズガスケット不良によるところだと思います。
今まで解っている不具合の原因は消耗品でした。。。 大事に至らず良かったです。
外装は再塗装した方が良いと思いますが、内装は見て解りますか?
きれいですよ!
何とか復活させたいものです。
アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル) 復活への序章 PART 2 でした。
2010.02.15
アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル) 復活への序章!
アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル) 復活への序章!
これは”アルピナC1-2.3”、、、BMW E30モデルです。
昨年末に不動状態で運んできてから、このC1の整備の方向性を考えていました。
とりあえずエンジン調整から、、、エンジンが掛かるようにするのが最優先事項です。
今回もキャリヤカーでガレージへ移動、そして・・・
苦戦を強いられましたがエンジン掛かりました。。。
力強くアルピナサウンドが鳴り響くようになりました。
よく解るようにヘッドライトオン!
そして、次は、クラッチです。
エンジンを掛かるようにしていた時にクラッチペダルを踏んだら、、、
なんとクラッチが切れなくなってしまいました。
原因を調べたらレリーズシリンダーからオイル漏れしていました。
まあ、これくらいは想定内でしたが、、、
問題は、雨水が車内へ浸入している原因です。
ここでまた新たに、、、トランク内にも雨水が浸入しているのを発見しました。
さあ、次はなんだ?
つづく
アルピナ C1-2.3 (BMW E30モデル) 復活への序章! でした。
2010.02.01
'88 BMW E24 M6 後期型 アルピナ・シャーシキット(ショック&サス) 交換後
前回までのBMW E24 M6、、、
BMW M6/M5 (E24/E28)用アルピナ・シャーシキットへ交換したところまででした。
その後、アライメント調整を行い、このBMW E24 M6を数十キロ走行させました。
乗り心地はGOODです。 交換前とは比較になりません。 やはり新品アルピナ・シャーシキットは良いです。
更に走り込んでいくと益々良くなるでしょう。
アッパーマウントも新品に交換されていますので、まだフロント側が上がり気味に見えますが、
これから走り込んでいくと徐々に車高が落ち着いてきます。
勘違いされやすいのですが、アルピナ・シャーシキットを組んである車両は、
アルピナ車両も含めて独特なフロント・ローの姿勢が強調されていますが、実際はそうではありません。
フロント・ローの姿勢ではありますが、極端に低い車高・姿勢ではありません。
アルピナ車の場合、低い姿勢に見えるのはフロントスポイラーの影響が大きいです。
参考までに、、、
これは、BMWアルピナ B7ターボ/1 (BMW E24モデル)です。
BMWアルピナ B7ターボ/1 (BMW E24/E28) 用 新品ALPINAシャーシキット に交換した直後です。
やはり、BMW M6の場合と同じくらいです。
これは、BMWアルピナ B10-3.5 (BMW E28モデル)、
BMWアルピナ B10-3,5 (BMW E24/E28) 用 新品ALPINAシャーシキットに交換した直後です。
BMW M6、BMWアルピナ B7ターボ/1 の場合とほとんど同じくらいです。
アルピナ・シャーシキットは、アルピナ車両も含めて独特なフロント・ローの姿勢ばかり強調されがちですが、
アルピナ・シャーシキットの特徴、その奥深さは、乗り心地を含めたトータルバランスに優れているところにあります。
シャーシキットとして完成されているので、バランスの良さでは他の様々なショック&サスペンションの組み合わせをもってしても
勝ることはありません。
更に、、、なぜ、同じモデルBMW E24 E28でありながら、アルピナ・シャーシキットにそれぞれ種類があるのか。
(BMW M6/M5用、BMWアルピナ B7ターボ/1用、BMWアルピナ B7ターボ/3用、BMWアルピナ B9-3.5用、BMWアルピナ B10-3.5など)
何が違うのか! つづく!
2010.01.30
'88 BMW E24 M6 後期型 アルピナ・シャーシキット(ショック&サス)交換編 3
M6に今まで付いていた方を外して、新しい、BMW M6/M5 (E24/E28)用アルピナ・シャーシキットを組んだ方と並べてみました。
フロント側は比較できませんでしたが、リヤ側は新旧で比較できます。
新しいアルピナの方が5cmくらい長いです。。。
こんなに違うといつもなら少々不安になりますが、アルピナに限っては心配無用といったところでしょうか!
今までこのBMW M6についていた方、取り外しした方は、やはりフロント側と同じく ”シュニッツアー”でした。
しかし、アルピナ・シャーシキットと比較してこれだけ短いリヤ側、、、フロント側もおそらくアルピナの方が長いと思います。
そうは言っても、このBMW M6、シュニッツアーの時にも試乗していますので、その時にはそれほど低さは感じなかったのを憶えています。
BMW M6/M5 (E24/E28)用アルピナ・シャーシキット、、、今後が非常に楽しみです。
さあ、そのBMW M6/M5 (E24/E28)用アルピナ・シャーシキットですが、リヤ側に取付完了しました。
ALPINA刻印が誇らしげに光っています。
やはり新品に勝るもの無しです。
早く着地姿勢が見たいのですが、、、その前に気になったことが・・・
リヤ側ホイールにスペーサーが噛ましてありました。
外したボルトを何気なく見てみると、、、ねじ山の3分の1弱しか掛かっていない状態なのを確認。
大丈夫かな? と、A様に報告はしましたが・・・
あと5mmか10mm長い方が良いかもしれませんね。
必要な方はご連絡くださいね!
2010.01.29
'88 BMW E24 M6 後期型 アルピナ・シャーシキット(ショック&サス)交換編 2
前回までのBMW E24 M6、、、足回り、ショックアブソーバー&サスペンションのフロント側交換まででした。
今回は、リヤ側を行う前にやらねばならない事がありました。
ステアリングを回した時の違和感、、、このBMW M6の持ち主A様はストッパーが外れた感じと言われてました。。。
前輪を持ち上げた状態で、何度もステアリングを回してチェックしたところ、回している途中で負荷が掛かっている感じ、、、
ということで、、、下側から確認したところ、センタータイロッドとアイドラアームに少しガタがあるのを発見、
そして、ボールジョイントを確認したところ、まあ交換した方がよいでしょう!
との結論に至りました。。。
ついでに左右タイロッドも交換、、、そして、ふとスタビライザーリンクを見てみると、何か違和感が・・・!
ブーツは破れてはいないのですが、、、ブーツがひと回り大きい、、、少々ブカブカとしていました。
どうやら以前にブーツのみ汎用品と交換してあるようです。
まあそんなに寿命は長くはないとの判断で、これもロッドごと交換した方がよいでしょう。
その他は問題なさそうなので、、、A様に作業進行状況の報告とともにご判断を・・・! 結果、交換する事になりました。
ついでに交換しておくと、工賃が通常よりも安くなりますので後で交換するよりもお得です。。。
その浮いた分を他のパーツ代などに回せば、このBMW M6に限らず、車はどんどん状態が良くなっていきます。
センタータイロッド 15.000円~
(ディーラー参考価格20.580円)
タイロッド左右 11.000円~
(ディーラー参考価格29.820円)
アイドラアーム 7.200円~
(ディーラー参考価格16.695円)
スタビライザーリンク左右 7.000円~
(ディーラー参考価格13.650円)
2010.01.28
'88 BMW E24 M6 後期型 シャーシキット交換編 1
'88 BMW E24 M6 後期型 シャーシキット(ショック&サス)交換編 1
前回までのBMW E24 M6、、、マフラー、ヘッドライトなど問題点をクリアしたところまででした。
今回は、足回り、ショックアブソーバー&サスペンションの交換です。
まずは、フロント側から・・・
フロントストラット左右を外したところです。
黄色のスプリングはACシュニッツアー製でした。
(ブレーキローターは光の加減で違って見えますが同じです。)
ストラットケースからショックアブソーバーを抜き出したところです。 →→→ →→→
ショックアブソーバーも黄色、これもACシュニッツアー製でした。
ちなみにこのBMW M6は、ホイールもACシュニッツアーです。 足回りまでACシュニッツアーなのは本気の表れといったところでしょうか。 でも交換です。
そして新しく組み入れるショックアブソーバー&サスペンションは・・・ (箱で解りますか!)
早速、ストラットケースに組みつけていきます。
画像ではアルピナナンバーはぼかしてありますが、実物にはしっかりと入っています。
サスペンションは、アイバッハをベースにアルピナ独自の味付けが施されていますので、通常のアイバッハE24用とは全く異なります。 (既にアイバッハE24用は生産中止です。)
更に、ショックアブソーバーは、ビルシュタインをベースに、これもアルピナ独自の味付けが施されています。
やはり、ノーマルBMW E24用ビルシュタイン・ショックアブソーバーとは全く異なります。
ビルシュタインからは、BMW M6及びM635CSi用のショックアブソーバーは販売されていません。
間違ってノーマルBMW E24用ビルシュタイン・ショックアブソーバーを、BMW M6、M635CSiに取付けてしまうと・・・
ヘタリが早く、、、寿命が早く訪れます。。。
サスペンションとの組み合わせによってはタイヤが干渉する事もありますので注意が必要です。
逆パターン(BMW M6用を635CSiへ)は、今のところ特に大きな問題はないようですが。。。
さあ、車両への取付が終りました。
'88 BMW E24 M6 後期型 シャーシキット(ショック&サス)交換編 1 でした。
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