Highway Star GARAGE

2012.05.16

Dさんの '86 アルピナB7ターボ/1　(BMW E28 TYPE)、


エンジン不調から脱し、これで終わりかと思っていたら・・・


さすがALPINA B7ターボ/1、このままでは終わりませんね・・・


エンジンからミッションあたりにかけて異音がします。　

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まず、エンジン始動、ギヤニュートラル時にゴロゴロと異音がします。


クラッチを切ると音が止まります。　ここまででしたらクラッチベアリングのようにも感じます。


走行させて点検したところ、1速2速ともクラッチを切っている時以外は異音が伝わってきます。


ミッション内部、ギヤの破損を疑い始めたので、思い切って3速に入れたところ同様に異音が伝わってきました。


そういえば車種は異なりますが、アルピナで同じような事例がありました。　１　　２　　３


'93 アルピナB6-2.8 クーペ (BMW E36 TYPE) でしたが、その時は結果クラッチが原因でした。


今回はクラッチではないような気がします。

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2012.05.13

Dさんの '86 アルピナB7ターボ/1　(BMW E28 TYPE)、


好調から一転して、またエンジン不調になってしまったようです。


キャリアカーで運び込まれました。

普通、OLD BMW ALPINAは、キャリアカーに積まれた状態ではオーラは発しないものですが、このアルピナB7ターボ/1は違います。


独特のオーラを発しながら、キャリアカー上でもとても威厳に満ちあふれていて、周りを圧倒して荷台から降りてきます。


まさに威風堂々・・・　とても不調のようには感じません。

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不調になって最初はアイドリングが不安定になり、その後エンジンストール・・・


以降はエンジン始動しなくなりました。


前回、水温センサー、パルスセンサー、ハイパフォーマンス・ワイヤーセット、プラグ、デストリビューターローター＆キャップ、燃料ポンプ＆フィルターなど交換しました。

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それ以外となると、不調の原因はエアフロ、それともDMEユニットか・・・


もしDMEならば、ALPINA専用品・・・　それだけで30万円コースになります。　


とりあえず点検・・・


幸い、アルピナB7ターボ/3 (BMW E28 TYPE) がありますので、このターボ/1のDMEをターボ/3に取り付けてエンジン始動させます。

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ターボ/3で正常にエンジン始動しました。


ということは、DMEは正常ということになります。


コネクター接点を点検してB7ターボ/1に取付します。

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次にエアフロです。


こちらもB7ターボ/3のものと交換してみます。


ついでプラグも点検してみます。

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先にプラグを外してみたところ、かなりプラグが湿っていました。


カブっている傾向です。


WR6DP0、前回交換したばかりのプラグですが・・・

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エアフロが不調でカブっているのか・・・


B7ターボ/3にターボ/1のエアフロを取付てエンジン始動したところ正常にエンジン始動・・・


エアフロ本体は正常という事になります。

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コネクターの接点部分を磨いてエアフロを元通りに戻します。


プラグを清掃して取付、ここで一度エンジン始動を試みます。


しかし・・・　エンジンは始動するも状態は今一つ。


多少、症状が改善したということは、触った部分が怪しいと見ました。


もう一度同じ工程を念入りに繰り返して行ったところ、徐々に症状が改善されてきました。


どうやらDMEコネクター部分、エアフロコネクター部分の接触不良があり、その影響でプラグがカブってしまいエンジン始動しなくなったようです。

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ロードテスト。


エンジン回転を高回転域まで入れてシフトアップするように心掛けて走行させます。


繰り返し行う事で、ようやくエンジン不調から脱しました。

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B7 TURBOの系譜・・・　B7/0から始まりB7/1、B7/3、B7/5からその後のBi TURBOへと継承されていきます。


歴代ALPINA車の中でも高性能バージョンとしてその名が残るB7ターボ/1・・・


それ故に低速走行、低回転走行を不得意分野とします。


ALPINA刻印が誇らしげな遮熱版ガスケットはALPINA専用部品、ハイパフォーマンス・ワイヤーセット レッド8mmと共にこの高性能バージョン、アルピナB7ターボ/1のエンジンルームに納まります。

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2012.05.05

メッキタイプのテールレンズに変更した '87 BMW M535i (E28 TYPE)


Mテクスポイラーも外し、メッキバンパーへと交換予定でしたが・・・


今回はここまで・・・

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引き取りのキャリアカーに載せられて運ばれます。


これからは静岡県で走ります。


まあ近くですが…

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複雑な想いでBMW E28の後姿を見送ります。


今度会えるのはいつだろうか。


今以上に進化して良くなれば幸いです。

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スーパームーン・・・


通常の満月より大きく明るい満月のこと。


NASAによるとこの5月の満月は、2012年の他の満月より14％大きく、30％明るいとのこと。

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2012.04.28

前回まで、LSD4.27ファイナルデフのドライブフランジと、左右ドライブシャフトがそのまま取り付けられないことが判明しました。

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しかし、この問題は意外と早くクリアできました。


やはり、デフドライブフランジとドライブシャフトの外径は同じ・・・


固定するボルトが全く違うボルトが使用されていました。


ボルトまでもがアルピナ専用品かと驚きました。


元々このアルピナB10-3.5/1 (BMW E34 TYPE)は、LSD3.91デフ　EU用を使用していました。


このデフがアルピナ専用ということならば、ボルトやフランジ径が変更されていても不思議ではありません。

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早速、このLSD4.27ファイナルデフに合うボルトを取り寄せました。


部品発注して国内在庫があったとしても、そこで作業をストップせざるを得ないのが時間的ロスを生みますね。


何はともあれ、デフと左右ドライブシャフトが装着できました。

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そのままリフト上でのテスト・・・


あまり回転は上げられませんが、異音が出ることもなく無事に作業完了しました。


次回はロードテストを行い、走行中のデフからの異音をチェックします。

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2012.04.25

前回まで、プロペラシャフトが適合したところまででした。


発注したセンターベアリングが届きました。


早速交換して、LSD4.27ファイナルデフとプロペラシャフトを車両へ取付します。

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しかし、ここでさらに問題が浮上・・・


今度はLSD4.27ファイナルデフのドライブフランジと、左右ドライブシャフトがそのまま取り付けられないことが判明しました。


デフドライブフランジとドライブシャフトの外径は同じはず・・・

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そう考えだすと、プロペラシャフトとATとの接続はまだ合わせていません。


不安になってきましたが、こちらは大丈夫、問題はありませんでした。


一難去ってまた一難・・・

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2012.04.21

前回まで、LSD4.27ファイナルデフに適合すると思われるプロペラシャフトが見つかったところまででした。


待ちわびていると、、、届きました。


早速、開封・・・

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LSD4.27ファイナルデフのアウトプットシャフトと、プロペラシャフトの等速ジョイントを合わせてみました。


予測した通り、ぴったり合いました。


これでようやく、この新品LSD4.27ファイナルデフが車両に装着することができるようになりました。

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プロペラシャフトは中古ですが、サビは少なくこのまま使えそうです。


あえて新品にしないでこのまま使用することにします。


ただし、センターベアリングは交換が必要ですので、車両取付はその後に・・・

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2012.04.18

前回まで、新品LSD4.27ファイナルデフと取外した3.91ファイナルデフを比較・・・


プロペラシャフト側の長さが3.91の方が大きいことが解りました。


ドライブシャフト側に取付できても、このままではプロペラシャフトに取付できません。

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一見、同じように見えるプロペラシャフトですが、このアルピナB10-3.5/1(BMW E34 TYPE)に使用されているプロペラシャフトは違います。


アルピナ用プロペラシャフトは長さ1455mm、必要なプロペラシャフトはこれより長いもの。


折角のアルピナ用プロペラシャフトですが使用できません。

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そして、等速ジョイントの外径が違います。


元々使用していたアルピナ用プロペラシャフトの方が大きいです。


LSD4.27ファイナルデフに対応するプロペラシャフトの方が外径が小さくなります。

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いきなり新品を用意して合わないと困りますので、とりあえず中古で探すことに…


なんと、長さ1465mmプロペラシャフト・・・　ありました。


おそらく長さはこれで問題クリアのはずです。


問題は、プロペラシャフト等速ジョイントとつながるデファレンシャルのアウトプットシャフト径の違いです。

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プロペラシャフトを取り寄せる前に事前に計測してもらいました。　メジャーですが・・・


アルピナ用プロペラシャフトでは等速ジョイント直径100mmを超えていましたので、それより外径が小さい・・・


期待して到着を待つことにします。

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わたしが調べた限りでは、このプロペラシャフトであれば必ず新品LSD4.27ファイナルデフが装着できると思っていますが・・・


人間の作ったもの、人間がすることに100％完璧はないと思います。


最後まで何が起きるか解らないのが24、いやE34でした。

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2012.04.07

前回、'91 アルピナB10-3.5/1 (BMW E34 TYPE)　デファレンシャルの異音 から早4か月・・・


整備の方向性が決まりました。


デフは当然交換しなければなりませんが・・・


アルピナB10-3.5/1 (BMW E34 TYPE) に使用されているデフはLSD3.91ファイナルですが・・・


新品は生産終了、中古で探そうにもこのアルピナに使用されているLSD3.91デフはEU用、JPN仕様ではありません。


LSDなし3.91ファイナルJPN仕様のデフは新品供給されているようですが、アルピナですのでノンスリップデフは譲れないところです。

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取外したアルピナ用3.91ノンスリップデフです。


確認してみると、簡単に回転してゴロゴロと音がします。


完全に壊れていますね。

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出した回答は、、、まだ新品供給されている LSD4.27ファイナルデフの使用です。


約25万円します。　


壊れたデフをオーバーホールするよりは安いです。

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新品LSD4.27ファイナルデフを待つこと約3週間、何気なく3.91と4.27を比較してみると・・・


見ただけで大きさが違うのに気付きました。　3.91の方が大きい…


横方向ドライブシャフト側はほぼ同じに見えますが・・・

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縦方向、プロペラシャフト側の長さが違います。　予測はしていましたが…


そして、プロペラシャフト等速ジョイントとつながるアウトプットシャフト径が違います。


これにより装着するまでもなく、このままではこのデフは装着できないことが解ります。


対策は…　プロペラシャフトを対応したものに変更する・・・


4.27ノンスリップデフに対応したプロペラシャフト・・・　簡単にあれば良いのですが・・・

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2012.04.04

ドイツより届いたパーツの続きです。


これで70万円相当・・・


開封するのにも時間がかかります。

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しかし・・・　名前の後に、SAN とは・・・


アメリカからパーツが届くときも同じですが…


メールも Mr. ではなく、SAN です。


　　　　　　　　　BMW E24用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BMW E24用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BMW E28用

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　　　　　　　　　BMW E30用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BMW E12用　

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BMW E28 E30は、外装のメッキパーツが生産終了となっているものがありました。


まだ新品供給されるうちに余裕があれば買っておきたいものです。

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2012.04.01

4月8日（日）　第28回 BMW E24/E28 ミーティング が長野県塩尻市 「チロルの森」で開催されます。

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第6回目から連続参加をしていますので、今回も参加するつもりでいます。


ミーティングの幹事は、Highway Star GARAGE　　SPRING TOUR 2012 にも参加していただきましたヘラルドさん。

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前日の7日（土）からエントリーしていましたが、夜の宴会には間に合いそうもありませんので、当日のみの参加になるかもしれません。

個人的にも毎回楽しみにしているミーティングです。


当日参加の場合は、４台のBMW E24が連なって走行する予定です。


最近、満足できる撮影ができていませんので、良い画像が撮れるといいのですが…

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